簡単に説明致しますと、貴方(債務者)と金融機関(債権者)が円満に解決する有効手段です。
任意売却とは、競売の開札が行われる前までにあなたと金融機関との合意のもとにお客様自身の意思で御自宅を売却することを言います。
※売却価格よりもローン残高の方が多く完済できない場合、債権者の合意を頂き行う売買。
競売は、お客様の意思とは無関係に自宅が売却され、売買代金もすべて一番抵当権者の返済に充てられる為にお客様の手元に売却代金の一部も残すことが出来ずに生活再建の余力がなく、新たなスタートが出来ない方多数なのが現実です。
しかし、任意売却は当社がお客様と金融機関の間に入り双方に良い条件で解決をする事ができ、再スタートが競売と比べると格段にしやすいのが任意売却の特徴と言えます。例えば、引越費用の捻出や任意売却後の残債務の返済条件等、場合によっては住み続けることが可能な場合もあります。
当社の業務は、お客様の代理人として不動産の専門業務と債権者(金融機関)への交渉を行いお客様の生活再建を全面的にサポートすることが最大の使命です。
金融機関が任意売却に協力的な理由 |
住宅ローンの融資を行っている金融機関は、よほどのことがない限り任意売却には協力的な対応をしてくれることが多いです。
その理由としては、競売で売却するよりも、明らかに任意売却のほうが高額で売却できる可能性が高く、競売などにかかる費用も節約できるからです。
裁判所に競売の手続きをするには、諸経費などを合計すると50万円から100万円ほど掛かってしまいます。これらの費用は当然、競売を申請する債権者側が負担することになります。
フラット35を利用している住宅の任意売却を考えている場合には、必ず住宅金融支援機構に事前に相談するようになります。 フラット35を利用している物件の任意売却には、住宅金融支援機構が定めた売り出し価格以上で売却することが条件となるからです。 この売り出し価格以下で売却した場合には、抵当権の抹消に応じてくれない場合もありますので、注意が必要です。
任意売却の提案! |
任意売却とは、上記のとおり住宅ローンを滞納してしまったり、借入金が返済不能になってしまった場合に有効な解決方法の一つです。
競売だと所有者の意思に関係なく強制的に売却が進んでいきますが、任意売却は競売で開札前に所有者の意思(任意)を反映させて進めることが可能です。 場合によっては住み続ける事も可能なのです(セール&リースバック)。債権者(金融機関)も競売よりは、実勢価格が高い任意売却の方を希望します。
また、売却代金の中から住宅ローンの返済のほかに税金(固定資産税)やマンションの場合などは管理費、修繕積立金の精算を行えるのでお客様の持ち出しはありません。
「どうせ家を失うのなら、競売も任意売却でも同じじゃないの?」とお考えの方も少なくないはずです。 確かにマイホームを手放すことに変わりはないのですが、
任意売却よりそのまま競売になってしまう事の方がお客様にとって大きな損害になるのです。 内面的にも競売は家を取られた!任意売却は家を手放した! このような気持ちの違いは、その後に影響してきます。 |
任意売却の費用負担 |
諸費用は売却代金から捻出します。